@article{oai:shizuoka.repo.nii.ac.jp:00004738, author = {西垣, 正勝 and 中村, 直己 and 曽我, 正和 and 田窪, 昭夫 and 中村, 逸一}, issue = {3}, journal = {情報処理学会論文誌}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 一般的なアプリケーションプログラムの不正使用を防止するために導入されている本人認証のフェーズは,プログラムの主目的処理とは独立していることがほとんどであり,プログラムの改造によって容易にバイパスされてしまう.また,正規ユーザであることを示すパスワードなどは単なるマジックワードであることが多く,正規ユーザからパスワードが漏洩するという本質的な問題があった.そこで本論文では,「プログラムの本質であり,かつ,各ユーザの使用履歴に依存する必要最小限の情報または機能」をサーバに寄託するミニマム・オンライン・アプリケーション方式を提案する.本方式のプログラムはその本質部分がサーバ上にあるため,ユーザ認証(サーバへのアクセス)をバイパスするとプログラムが使用不能となる.また,ユーザがプログラムを使用するたびにサーバ側の当該ユーザ情報が変化するため,他人が自分の代わりにプログラムを使用するとその後自分がプログラムを使うことができなくなる.本方式は,a)プログラムの本質部分がサーバ上にあるため,プログラムのリバースエンジニアリングは不可能である,b)正規ユーザがパスワードを漏らすと本人にデメリットが生じるため,正規ユーザからの安易なパスワード漏洩は起こらない,c)万一プログラムの不正使用が行われた場合に,正規ユーザがその事実に気付く,などの利点を有する.}, pages = {953--969}, title = {ミニマム・オンライン・アプリケーション方式によるプログラムの不正使用防止}, volume = {44}, year = {2003} }