@article{oai:shizuoka.repo.nii.ac.jp:00004827, author = {西垣, 正勝 and 曽我, 正和 and 井熊, 徹 and 田窪, 昭夫}, issue = {11}, journal = {電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界}, month = {Nov}, note = {application/pdf, ネットワーク経由でバイナリープログラムを配信する場合の大きな課題は不正コピーの防止である.クラッカーによるネットワーク経由の不正コピーに対処するのはもちろんのこと, プログラムの正規購入者が悪意をもって行う不正コピーをも防ぐ技術が必要になる.本論文では, プログラムの一部を意図的に改ざんすることにより, 不正コピーを無効化する方法を提案する.プログラム中の改ざん部分はプログラムに付けられた傷に相当する.傷を修復するためのクリーナ情報がなければ, プログラムをそのまま実行したとしても正常な動作には至らない.クリーナ情報はプログラムの正規購入者にのみ, 購入者の公開鍵により暗号化された上で送られる.プログラムは傷が付けられた状態で配信され, ユーザのファイルシステムに格納される.更にプログラムは, 実行の段階で主メモリにロードされた時点においても傷付いたままである.CPUにはクリーナ情報を用いてプログラム中の傷を動的に復元するための機構が付加されており, プログラムの傷は命令実行の直前で修復され, 正しく実行される.なお, クリーナ情報の格納場所を含め, 動的復元機構は高度に秘匿されるべきモジュールであり, ユーザからハードウェア的に隠ぺいされている.本論文では, 上記不正コピー防止システムの具体的な実現方式を示す.本方式の動的復元機構は既存のアーキテクチャに上位互換的に付加可能である.更に, 動的復元のプロセスがプログラムの実行速度を落とすこともない.}, pages = {1288--1299}, title = {データのスクラッチングと動的復元によるバイナリープログラムの不正コピー防止方式}, volume = {83}, year = {2000} }